全日本シニア大会(2019)2日目「55歳以上男子シングルス」の結果です。
目標はベスト8でしたが、結果は一歩及ばすベスト16でした(来年のシード権を獲得)。
目標達成とはなりませんでしたが、いままでの自己最高はベスト32だったのでワンランクアップできたことはとても嬉しい。
大切な初戦は、昨年のシニア大会(愛知)に兵庫県から応援に来て下さった友人のT久保さんから頂戴した赤いウェアに北海道のゼッケンをつけてコートにはいりました。そのウェアの力と、コーチ席に着いて下さったK地さんの的確なアドバイスのお陰で勝つことができました。
その後、ベスト16を決めた3回戦までは全てゲームカウント2-0で勝ち上がりました。
しかし、3回戦は私同様に小山から勝ち上がってきた相手(福岡県)とはギリギリのゲームとなりかなり危なかった。
ベスト8入りで対戦した第一シードでこの種目を連覇しているE藤さん(60歳、熊本県)は別格ですね。
これまで連覇しているのを知っていたし、有名な選手なのでE藤さんは私にとって憧れの選手です。
E藤さんは今年60歳なので60歳以上に出場できる年齢になっていますが、あえて55歳以上に出場したらしい。
結果は、2ゲームとも21-10で半分しか取らせてもらえませんでした。
試合後にアドバイスをもらいに行きましたが、コーチ席でアドバイスを下さっていたK地さんからも指摘されていた通り、私のドリブンクリアが相手には低いため相手を奥まで追い込めず、手前でカットされることが多かったことを指摘されました。「良いドリブンクリアを打てるのに高さが低すぎた」ということでした。K地さんからも指摘されていたので途中から改善しようと試みましたが出来なかったのが敗因です。
しかも、気温のせいかシャトルが飛ばないため私が打つドリブンクリアは途中で失速してしまうし、奥まで飛んでいないため途中でカットされて私の奥へ速いタッチで返球されるので、次の私の返球が更に短くなり、相手のいいようにやられてしまいました。
E藤さんは長身で更に少ししジャンプしながら返球してくるので、結果的に私が打つドリブンクリアが自分の首を絞めている形になっていました。私のドリブンクリアがほとんど通用しなかったのが一番の敗因です。
また、E藤さんはフォームが小さく、打ち方が私とは根本的に違うので、フェイントも分かりづらいのもかなり辛かった。それでも、私の攻め方や、良いコースに打てたドリブンクリアがE藤さんに通用した場面があったので、そこはせめてもの救いです。
E藤さんは60歳でもジャンプをしながらドリブンクリアを打てるし、肩で息をすることもなかったので、かなりの走り込みとトレーニングをしているのだと思います。
来年は、ベスト16のシード権を活かしてベスト8入り出来るよう頑張ります。
年代が上がるにつれ、今回の私のように若い選手がシード権がない小山から上がって来ることが多いので、安心は出来ません。来年は今年以上に準備して望みたいと思います。