大谷地東小学校の体育館を使用して活動している「大谷地体育振興会」へ、誰も使用していない空き時間に小中学生にバドミントンの指導をするために場所を借りられないかを交渉しましたが、受け入れてもらえませんでした。
その理由は2つ。
1.「1競技1団体」という内部ルールがある。
2.小中学生の子供だけの入会は受け付けられないし、会則変更検討の余地すらない。
大谷地体育振興会について
大谷地体育振興会には、「1競技1団体」という(会則には明記されていない)内部ルールがあるらしく、「既に活動しているサークルがある競技は、小中学生など活動対象者が違う場合でも別団体として加入出来ない事になっているので、既存のバドミントンサークルへ入会していただくことになります(大谷地体育振興会 事務局長 T氏)」とのこと。
このように、大谷地体育振興会の会則(*)および細則にすら記載されていない理由で入会を否認されるのはオカシイのではないでしょうか?そのような規定があるのであれば、なぜ会則に記載していないのでしょうか。(*)会則および細則は書面で入手済み。
今現在、会則に明記されていない理由で地域住民の入会を否認するというのは、地域の団体として正常に機能していないのではないでしょうか。
その中のバドミントンサークルについて
上記の理由で、少年団のような別団体としての加入を認めてもらえなかったので、既存のバドミントンサークルへの入会希望をすると、今度は大谷地体育振興会とは別にバドミントンサークルとしての会則(バドミントンサークル(代表はO氏)が会則の公開を拒否)があるらしく、「バドミントンサークルは大人のためのサークルなので、小中学生の子供だけの入会は受け付けられないし、会則変更検討の余地はありません」という内容の回答をいただき、結果的に入会できないことが確定しました。
他の競技は小中学生が活動する少年団を認めているのにバドミントンサークルは認めないというのです。
大谷地体育振興会の管轄地域住民の私が、この地域の小中学生を集めてバドミントンの指導しようとしましたが、この地域の小中学生が個別に入会をすることについても検討すらされることなく入会を拒否、という非常に残念な結果となりました。
大谷地体育振興会は、地域のスポーツ振興をしている?
札幌市から委託を受けて大谷地東小学校を自主管理で使用している大谷地体育振興会が、体育館を使用していない空いている時間帯があるのに、厚別区および大谷地東小学校学区内の小中学生を対象とした練習にさえ貸さないというのは、厚別区民としては大きなマイナスポイントだと思いました。しかも、入会希望者からの要望に対して「検討の余地はありません」とバドミントンサークルの代表者が即答するのですから、偏った私権によって運営されているように思わざるを得ない状況でした。
また、大谷地体育振興会として既存のバドミントンサークルとは別に小中学生を対象とした少年団のような団体としての入会を受け付けないというのは、地域のスポーツ振興を無視した残念な団体と言わざるを得ません。
大谷地体育振興会は会則に記載されていない内部ルールで平気で運営していますし、更にその内部のバドミントンサークルは地域のスポーツ振興が目的の団体なのに会則を公開しないというのですから、本当は会則すらないか、その会則には公開できない文言の記載でもあるのかと思ってしまいますね。
大谷地体育振興会に対する一市民としての感想は、大谷地体育振興会は私権によって運営されていて、既に地域のスポーツ振興という役割が欠如していると言わざるを得ないレベルだと思いました。
本件について、札幌市の小中学校を使用した学校開放事業を管轄している札幌市スポーツ協会(厚別区体育館)の担当者へも進言しましたが、「各体育振興会の決まりごとには口出しできない」という理由で、上記のように地域のスポーツ振興として正常に機能していない状態を知りながら放置するという残念な対応でした。
(ご参考)札幌市スポーツ協会のページ
学校開放の「自主管理方式」は、「体育振興会」が管理し、地域のサークルなどが自由に利用できる方式です。地域のスポーツ振興のために市民が自主的に運営する仕組み、と明記されています。