昨日のジュニア練習の最後に、ここ数年、日本のバドミントンが強くなった理由の1つに「バドミントン日本代表のヘッドコーチの存在がある」と話しましたが、そのコーチの名前を「ボクさん」と言ってしまいましたが、読み間違っていました。
正しくは「朴柱奉(パク・ジュボン)」さんです。
パクヘッドコーチは、昨日13時から放送された「お台場バドミントン学園(BSフジ)」に出演していました。
パクさんは、約15年前の2004年11月、バドミントン日本代表のヘッドコーチに就任しました。
そのパクヘッドコーチの意識改革のお陰で、いまのバドミントン日本代表が世界で勝てるようになったと言われています。
パクヘッドコーチは、就任直後に「日本人は技術が高いのに、何でこんなに自信がないんだ」と代表選手達に話したそうなんです。※「バドミントン過酷な五輪レース本格化 潮田さん日本の強さの秘密語る」より引用
パクさんがヘッドコーチに就任する前、日本のバドミントン選手はオリンピックに出場することを目標としいたそうですが、パクさんがヘッドコーチに就任後は、目標を上げて、オリンピックでメダルを取ることを目標として活動し始めたんだそうです。
それまで日本バドミントン選手は、オリンピックに出場するためのポイントを稼ぐ目的で、世界大会の中でもレベルに低い大会にしか出場していなかったそうですが、目標を上げてからは、最上位レベルの大会にも出場することにして、メダルを目指し始めたんだそうです。
それからは、肉体的にも精神的にも勝てる選手にするための練習プランを立てて、日本のトップ選手の練習に、更に厳しいフィジカル(肉体的)トレーニングを取り入れてたそうです。
その結果、当初はケガ人が続出して参加選手の所属チームからクレームが入るなどしたそうですが、徐々に成果が出だしたため、今となっては選手も所属チームもパクヘッドコーチの指導の元、快進撃を続けてきているということです。
昨日の「お台場バドミントン学園(BSフジ)」には、日本バドミントン協会専務理事の銭谷欽治(ぜにや きんじ)さんも出演していました。
銭谷さんと言えば、全日本総合バドミントン選手権大会の男子シングルスで7度優勝した経験がある日本バドミントン界の大プレイヤーです。
銭谷さんは、中学生の時は野球でピッチャーをしていたそうですが、高校生になってからバドミントンを始め、その2年数ヶ月後には全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会(いわゆる高体連の全国大会)で準優勝を成し遂げた逸材なのです。
思えば、私が高校生(1979-1982)の時、当時、河崎ラケット工業所属の現役選手だった銭谷さんが、私が住んでいた地元の体育館へお越しになり、一度だけ指導を受けたことがあります。
その時、銭谷さんからどのようなご指導を頂いたかまでは思い出せませんが、背が高く、体も大きくて、凄いなぁという気持ちで見ていた記憶だけが残っています。
私も高校生の時にバドミントンを始めましたが、銭谷さんと違ってぼんくらの私は全道大会でベスト16になるのがやっとでした。