テニスの「Nitto ATP ファイナルズ」がロンドンで開催されていますが、
第7シードの錦織圭選手が、第2シードのフェデラー選手に4年8ケ月ぶりに勝ちました。
ここで、質問です。
皆さんは「試合はやってみなければどのような結果が出るか分らない」と思う方ですか?
それとも「過去の対戦成績で大体結果は決まっている」と思う方ですか?
私は、前者です。
もちろん、後者の気持ちも見え隠れしますが、でも私はチャレンジします。
「(過去に勝ったことがなくても)もしかしたら今日は勝てるかもしれない」と思って対戦します。
まさに、錦織圭選手も同じ気持ちがあったと思います。
なぜかそう思うかと言うと「チャレンジしたものにしか勝利はない」からです。
最初から「いつも負けてるから…」なんて思って試合に臨んだら、錦織選手のような勝利はありえないのです。
今日は、何点取れるかな?、1ゲームを取れるかな?、勝てるかな?と目標を持ってチャレンジした者にだけ勝利が訪れるのです。
私は、ジュニア練習で「勝ちたい気持ちが強い人が勝つ」と話すことがあります。
まさに、勝ちたいと努力する人にだけ勝利が訪れるのです。
その勝ちを自分が信じて努力することこそ、勝利への近道なんです。
自分自身が勝利を信じて頑張れば、周りが応援してくれます。
周りが応援してくれれば、自分も更に、勝ちたい、勝とう、勝てるというように思いが強くなり、練習やトレーニングにも力が入ります。
その気持で試合に臨めば「私はあれだけ努力してきたんだから勝てないわけがない」と自分自身を鼓舞することができます。
分かりますか?
ここで大事なのは自分です。
自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、で目標を決めて良いのです。
まず、自分が決めることで、周りにいる人も刺激を受けて、切磋琢磨したり、応援してくれるように変わるのです。
人間は独りでは何もできませんが、自分の気持ちを決めたら、まずは周りの仲間や家族を巻き込んでみてください。
そこからがスタートです。